平安末期から伝わる後七日御修法の継文

次に〔二二二〕は、永暦二年正月宮中真言院に於いて、後七日の御修法を修する時参勤すべき僧侶の名を書いて示した文書である。東寺長者が、この御修法の導師を勤めたのであって、同寺には、平安時代末期から江戸時代に及ぶ連年、この御修法の交名が数巻に納めて伝わっている。之を後七日御修法の継文と称している。とのことです。