「奉」か「故障」かを記入

〔二二三〕は、建永二年三月一日、東寺大師御影供の請定、「奉」は参勤を承諾せる由、「故障」は参勤し難き旨を返事としてこの廻文を受けた人々が記入したのである。次に〔二二四〕は、嘉禄元年九月、高野山蓮華乗院に於ける本願前齋院五辻宮の御忌日の仏事に参勤すべきことを触れるために出した請定である。とのことです。