祭祀仏事費用の明細、相節(そうせち)帳

第八種 相節帳

祭祀仏事等の費用の使途を定めて、之を明細に記して諸人に示す文書を相節帳と云う。又時に文章の点から定文と称して適当するものもある。相節帳は特に相折帳と書くこともある。蓋し音通に依る誤用であろう。〔二二七〕に挙げたのは建久五年四月、高野山蓮華乗院の本願前齋院庁が、同院の仏事用途の使用の方途を示すために作った相節帳である。とのことです。