封式の上書が完備して残っている啓

第七式

(略)

この文書は上貞萬呂と云う者が、道守と云う者に、もし経典を写すべきものがあれば、参向すべきに就き、都合を知らせられ度しと尋ねるために出した啓である。この書式の特徴は、始めに差出所を記し、その下に充所を書いた点にある。なお封式の上書が、完備して残ってをり、当時のこの上書の書式を知ることが出来る。例は余り多くない。之と〔二四二〕とがあるのみ。とのことです。