奥裏に封の上書のある啓

第一三式

(略)

この文書は、朝明人君と云う者が、六郎と申す者に、優婆大原牛養を、その雑使に用いられんことを乞うために出した啓である。奥裏に、封の上書があって、之と表の差出所とを併せれば、前第一二式と略々同じ書式となる。然し、之は封の上書に書いてあるから、種類を別に立てて置くのが穏当であろう。とのことです。