三位以上のものの意を奉って出した御教書

第二 書札様文書 平安時代末期以後

 第一類 真筆御消息・御書・御筆御消息・御書

につづく、

 第二類 奉書

です。

奉書の中に於いて、三位以上の地位にあるもの、若しくは之に準ずべき者の意を奉って出した文書は、特に之を御教書と称するのが通例であった。しかしここでは奉書と総称して、その中の各種文書に就いて細説することとする。とのことです。