綸旨院宣は武家申次の公卿から幕府に取次ぎ下へ施行された

当時京都から綸旨院宣が下されていたが、之は直接地頭御家人等の如き武人に賜ることは無かった。即ち京都から綸旨院宣に依って命を伝えらるる時は、武家申次の公卿に伝えて、之から幕府に取次ぎ、幕府から綸旨院宣を下へ施行する手続をとったのである。とのことです。