女房奉書の散らし書き

而して室町時代の女房奉書になると大体その配列にきまりが生じている。先づ本紙の右端に余白を可然置いて書き始め左端に及んで、右端の余白の下部に戻って書き、更に右端の上部に戻って、その余白に書いて左に移って終わりとなるのである。とのことです。