寺院の令旨

  ほ 寺院令旨・御教書

寺院の門主にして准后、即ち准三宮(太皇太后、皇太后、皇后即三后の礼遇を賜るもの)の称号を受けた者の仰を承って出す奉書は、これを令旨と呼んでいる。〔三〇七〕に挙げた応永廿九年十月十九日、聖護院満意准后の仰を承って出した奉書はその一例である。とのことです。