足利幕府執事・管領奉書

足利幕府執事・管領奉書

扨て足利氏の幕府になると、執事管領が将軍の仰せを奉じて文書を出した。之を当時御教書と称していた。〔三二四〕に挙げたのは、暦応四(興国二)年十一月十三日、執事高師直足利尊氏の命を奉って、薩摩国一宮新田八幡宮社殿の触穢に依り、その清祓に関して、同国守護島津貞久に伝えたものである。とのことです。