大神宮造営費用に充てる役夫工米(やくぶたくまい)

役夫工米とは大神宮造営費用に充つる貢米であるが、当時由緒ある社寺の所領は、特にその賦課の免除を受けていた。その一例を右の如き奉書に依って知ることができる。この奉書は奉行が三人である。日下に位署を加える者が本奉行で、次行からの者が合奉行となっているのが通例である。とのことです。