執権連署の直状

又〔三五九〕も、執権連署の直状の形式を具えたものである。建長四年十二月十二日、幕府から石清水八幡宮別当善法寺宮清に別当職に関しては、関東より関与せざることを告げたもので、御口入に及ばずとの文言に、仰せを奉って出した意味が現れている。とのことです。