「如件」で結んだものは大抵仮名書ではない

次に日附に年号をも附けた書式のものには〔一〇〕の如く、何々「也」で本文を結んだものがあり、又〔一一〕の如く、「如件」と書いたものもある。この晴宗の判物は、女子に充てた文書っでは無いが、本文を始めとして充名迄仮名を以て書いている。之に前述の大友氏の文書の如き意味があるや否、之を明らかに致し難い。「如件」で結んだものは、大抵仮名書では無い。この判物の如きは稀な例である。次に〔一二〕の如く、書止めを「執達如件」で結んだものは極めて多くある。とのことです。