連雀商人が軍需品である皮革を転売することを禁止した今川義元の印判状

(略)

この文書は氏親の子義元が、連雀商人即ち行商人が、他国へ皮類を密売するを禁止する為に出したものである。之に依ると、駿府の皮作り大井掃部丞をして、そこに来集する商人の荷物を検査せしめ、皮類を隠しているときは、之を注進せしめている。之は商人の手に依り、私かに皮類が他国へ買われて行くのを取締る手段である。皮革は当時重要な軍需品でもあったから、猥りに転売せらるることを禁止していたのである。之は他の大名の文書にも見えている。とのことです。