賀表に中賀「臣某等誠歓誠喜頓首頓首死罪死罪」と辞表の中謝「臣某誠惶誠恐頓首頓首死罪死罪」

表の書式は、臣某若しくは臣某等言(まうす)と書き始める。次に中間にて、賀表のときは、「臣等誠歓誠喜頓首頓首、死罪、死罪」と記し、辞表のときは、「臣等誠惶誠恐頓首頓首死罪死罪」と記す。この中間に表す詞を、先のものは中賀、後のものは中謝と云う。次に書止めは、賀表にては、「臣某等誠歓誠喜頓首頓首死罪死罪」と中賀と同じ詞を書いて「謹言」と結び、辞表にては、「臣某誠惶誠恐頓首頓首死罪死罪」と中謝と同じ詞を書いて「謹言」と結ぶのである。とのことです。