2025-01-13 各方面から任官を請うために申文が出されていた 次に〔五九七〕に挙げたものは仁安二年五月、皇嘉門院庁から封戸并に諸司例給を辞退せんことを請うために出した申文である。〔五九八〕は、康和二年正月廿六日、皇太后宮職から任官推薦の申文、〔五九九〕も嘉承二年正月廿四日一品聡子内親王家からの同様の申文である。〔六〇〇〕は、天治元年十二月十九日、弾正少弼藤原朝隆の出した同様の申文である。かように各方面から任官を申請うために申文を出している。とのことです。