先例の調査、日時の占定などの勘申の結果を書き表す勘文

 第六類 勘文

諸事に関する先例典故等を調査すること、或いは事を行わんとする日時を予め占って定めることを勘申と申し、其の結果を書き表して差し出す文書を勘文と云う。太政官の外記、史が専ら之に当たり、日時の予調に関しては、陰陽道の諸家が当たった。而して日時を上申する文書は、特に之を日時勘文と称し、又風記と呼ぶこともあった。とのことです。