鎌倉時代以後になると、次第に解の式が少なくなって、単に「何々解」と書くのが「何々申」と変わり、終りも以解で結ばず、「言上如件」等と書くようになった。この頃に至っては申状というのが通例の称呼となった。而して本来の解式のものと云い、又この申状と云い、文書を差し出す人、若しくは文書の内容に依って、種々特殊な名称を以て呼ばれるものがあった。今便宜此等の文書を申状と呼んで、この一項の中に事例を挙げて説明し、特殊のものは、次に項を分けて次第して解説を進める。とのことです。
鎌倉時代以後になると、次第に解の式が少なくなって、単に「何々解」と書くのが「何々申」と変わり、終りも以解で結ばず、「言上如件」等と書くようになった。この頃に至っては申状というのが通例の称呼となった。而して本来の解式のものと云い、又この申状と云い、文書を差し出す人、若しくは文書の内容に依って、種々特殊な名称を以て呼ばれるものがあった。今便宜此等の文書を申状と呼んで、この一項の中に事例を挙げて説明し、特殊のものは、次に項を分けて次第して解説を進める。とのことです。