珍皇寺執行宗賢の請口請文(うけくちのうけぶみ)

次に〔六七六〕は、文明十一年六月十六日、東寺の末寺珍皇寺執行宗賢が、同寺七月会料のことに関して東寺雑掌に向けて出した請文である。宗賢はこの会料を如何に納むべきかを雑掌に対して引請けたのである。かかる請文を、端裏にあるしてあるように請口(うけくちの)請文と云う。とのことです。