平清盛、厳島社参詣にかんする文書

先づ〔四五〇〕は、外記中原業長が民部大輔に送った書状、平清盛厳島社に参詣せんとする風説を聞きてその実否を尋ね、且つ業長より同社に高田郡七箇郷を寄進せることを報じたものである。参詣と云い、寄進と云い、厳島社に関することであるから、この文書は同社に伝わったものと思われる。とのことです。