多く伝わる御領に関する女院の令旨

〔二九四〕は正応二年十二月廿五日、室町院(後堀河天皇皇女)の令旨、〔二九五〕は元中四年二月十四日、新宣陽門院(後村上天皇皇女)の令旨であり、何れも御領若しくはその御施入などに関するもので、かような内容をもった女院の令旨は極めて多く伝わっている。とのことです。