貞顕の考えが詳細に書いてある注意すべき書状

之は天皇の御好学の一端を拝し奉る実に貴重な史実と申さねばならぬ。尚之に就いて幕府当路者が如何に考えていたか、又貞顕の考えが詳細に書いてあることも注意すべき記事と云わねばならぬ。楚俊は元徳元年に渡来したのではあるが、恐らくこの年のことでは無く、翌二年のことであろう。とのことです。