国難を排除した時宗

時宗は祖元に帰依すること極めて厚く、之を師として益々禅機を学び、修養を積み、かくてかの弘安四年再度の蒙古襲来の時にも、何等動ずるところなく、勇猛果敢に三軍を指揮して、国難を排除したのである。この文書は、時宗の禅学修養を見るべき実に貴重な史料と申すべきである。とのことです。