草名は花押よりも鄭重

尚〔四〕の如く、日附に年号を附け、本文書止めを「仍執達如件」で結んだものもある。

草名が花押よりも鄭重な署判の方法であるから、この項の書式が、先の項の同じ例文のものよりも書礼に於いて厚いことは申す迄もない。

七 位階と花押とを書いたもの

この例は余り多くない。書礼も大体この位置に収めて適当しているかと思われる。とのことです。