将軍足利義晴からの「晴」の一字書出し

一字書出しは、極端に簡単なものになると、袖判も充所も無く、唯授くる一字を書くに過ぎないものもある。この型の書式の実例として、便宜〔四二一〕に収めたものは、享禄元年十二月十二日、将軍義晴から、越後国長尾為景の子息彌六郎に、晴の一字を授けた書出しである。とのことです。