切封で捻封と折封、封無しで捻封と折封の四様

先に述べた捻文は、この第三の封式が本紙そのものに加えられて、下部を折りもせず又捻もせぬ簡略に整えたものを云うのである。第一第二の封式のときは、中に包んだ本紙、礼紙は竪に折り畳んだままで、前に述べた切封を加えない式と、之に切封を加える式との二様があった。中の本紙礼紙が切封で外包が捻封と〔一〕、外包が折封〔二〕との二様、又中が封無しで、外包が捻封〔三〕と折封〔四〕との二様、併せて四様あったわけである。とのことです。