最澄が、空海の弟子泰範に送った書状

第二式

(略)

この文書は、最澄空海の弟子高雄山の泰範に送った書状である。空海から最澄に五ハチ詩序と云うものを贈ったが、その中に一百廿礼仏等の事があったが、今この送詩に対して答えるに、その礼仏等の事を知らないから、之を空海に尋ねて報知せられたい。それに依って詩を作って答えるように致したい旨を告げる為に出したものである。とのことです。