充名が女子の場合にみかける「まいる」を充名の上に書いた書式

この「まいる」は通例であると、本文の充所の如く充名を書いて、その下に記すのである。然るに端裏の充所には充名の上に書いてある。之は充名が女子である場合に執る書式である。女子の場合必ずしも左様であるわけでは無いが、かような書き方は、女子の充名の場合に限っている。之は男女に依って殊更に書き方を異にした一種の書礼をしめすものと見るべきである。とのことです。