「謹上」「進上」等の上所、「殿」等の敬語、「進之候」等の脇附

充所に於いて、受取人の何者であるかを記した上に、敬意を表す意味で記す「謹上」、「進上」、「進々上」の如き文言を上所と云い、何者であるかを表した下に記す「殿」、「館」等の如き文言を充所の敬語と云い、更にその下に敬意を表す為、若しくは書札の性質を表す為に記す「進之候」、「申給へ」、「人々御中」、「御返報」の如き文言を脇附と云う。とのことです。