書止め、下附、上所

更に進んで〔二六〕の如く、書止めに「之状如件、某誠恐謹言」と表し、下附に「奉」と、上所に「進上」と附けたもの、書止めに〔二七〕の如く、「言上如件、某恐惶謹言」と表し、下附と上所とに上記と同様の例文を附けたもの、又〔二八〕の如く、書止めに「悉之、謹状」の例文に続けて「某頓首謹言」と書き、下附と上所とは上記と同じもの、又〔二九〕の如く、〔二八〕と「悉之、謹状」を「仍言上如件」と変えて、他の点は全く同じものがある。とのことです。