写経の校正に推挙するために出した状

更に日附に年号の付いていないものは、可成り多数伝わっている。今その一例を示すに、

(略)

の如きがある。真人と云う者が、小黒に大舎人田邊岡麻呂と申す者を、写経の校正に推挙するために出した状である。

この第一四式として順次挙げた文書と同じ例のものを、部類〔二四六〕〔二四七〕〔二四八〕〔二四九〕に挙げて置く。とのことです。