任何々と書く形式

〔四二八〕は天正十五年十月十八日、吉川広家が家臣祖式源三をして九右衛門尉と名乗らせめるために出したもので、任何々と書く形式をとっている。之が一つの書式になっている。かかる仮名には官途も交わっているから、任と書くのも尤もなわけである。とのことです。