足利義輝の長尾景虎宛御内書

「(折封ウハ書)    長尾弾正少弼とのへ」

裏書事、免之条、加分別、可存其旨候、猶晴光可申候也、

  六月廿六日        (義輝)(花押)

            長尾弾正少弼とのへ

この文書は(天文廿一年)六月廿六日、将軍足利義輝が、越後の長尾景虎(謙信)に裏書を免許するために出した御内書である。晴光申すべく候也とある大館晴光は、義輝の内談衆で、この御内書の副状として次の如き文書を景虎に送っている。とのことです。