執権北条泰時、連署同時房の連署奉書

次に承久合戦を経て義時の時代を過ぎると、大抵執権一人若しくは執権連署の両人が奉じて出している。〔三一九〕は、執権北条泰時連署同時房が奉じて、六波羅探題北方北条重時、南方同時盛に充てて出したものである。当時執権は泰時で、時房が連署、この頃から執権連署連署奉書で出す形式が定まってくる。とのことです。