応仁合戦における大内政弘の感状

次に〔三八〇〕は、応仁二年十二月廿五日、応仁合戦に於ける西軍の雄将周防の大内政弘が、麾下仁保弘有の摂津神崎城に楯籠った軍功を褒するために出した感状であるが、この文書を与うると同時に、太刀一腰を授けて労っている。料紙は又切紙を用いているが、先の安王丸の感状程小さいものでは無い。とのことです。