御鄭重な御書礼

御本文書止めに、御諱と恐惶謹言とを以て結ばせられ、且つ日附を加えその下に御諱を書せられた御書式は、いと御鄭重な御書礼を表されたものと拝される。御父に対せらるる文書にして、尚お御請文であるところから、かような御書礼の書式をとらせられたのである。とのことです。