伊勢熊野先達并に檀那職に関する奉書

〔三〇八〕に挙げた文書は、その一例、天文廿二年五月廿一日、聖護院の役僧両人が、武蔵足立郡の大行院に向け、上足立地方の伊勢熊野先達并に檀那職に関して、門跡の仰せを承って出した奉書である。これは料紙に竪紙を用いているが、又折紙に仕立ててあるものも伝わっている。とのことです。