大友宗麟の奉書

なお〔四二〇〕の如く豊後の大友義鎮(宗麟)が元用西堂を正観寺住持職に補任するために出した文書であるが、義鎮の直状で無く、奉書である。仰下した者は将軍家と見るべきである。当時幕命を施行する形式の文書は伝わっていないのに、かかる公帖のみに幕命を伝えている点は注意すべきである。とのことです。