東福寺の長老補任の書

室町時代の中頃、かの一条兼良の表した桃花蘂葉の中に、東福寺の条項があり、そこに同寺長老補任文書の形式に関することが見えている。それには次のように書いてある。長老補任の書は、武家から代々御教書を出していた。即ち之が前段に於いて既に説いた住持入院の公帖である。とのことです。