伊勢慶光院主周養上人宛て、正親町天皇の綸旨

次に〔二七四〕は、元亀三年二月二十一日附、正親町天皇綸旨、伊勢慶光院主周養上人は、大神宮造営勧進に尽力したのであるが、この綸旨を以て清順上人の時の例に任せ、その仮殿造営料を諸国に奉加即ち募ることを聴されたのである。料紙は宿紙を用いている。とのことです。