北条氏政が関東公方の本拠地関宿を攻めたときの法度

　は式　日附が月日から成り、充所を具えたもの

この部類の印判状は、前掲二式のものよりも遥かに数多く伝わっている。先づ上の図版に示すものはその一例である。

（略）

この文書は、天正二年北条氏政が、関東公方の根拠地下総関宿城を攻めた時、旗本の検使二見民部丞、新田日向守両人に関宿渡の法度として交付した印判状である。とのことです。