陳状を出すように促した文書

ろ 問状御教書

次に〔三六〇〕は、延慶元年十一月九日、六波羅南方金沢貞顕から播磨国の廣峯社の祠官廣峯兵衛大夫の遺族に、京都鴨河堤修理料進納を催促する為に出したもの、〔三六一〕は、弘安三年八月廿日、六波羅北南両方連署で、高野山蓮華乗院学衆に、同院領紀伊南部(みなべ)庄地頭の年貢に関する訴訟に対して陳状を出すように促したものである。とのことです。