北条氏直が相模足柄城の番将佐野氏忠に出した印判状

之と相似た内容を持った印判状が相州文書武州文書等に散見している。〔五一八〕は、天正十年北条氏直が、相模足柄城の番将に当たった佐野氏忠に、入城に際して又将来心得べき掟を示した印判状である。之に依って城郭の構造、或いは城内設備の有様をよく窺うことができる。とのことです。

※〔五一八〕に「猪鼻之城」「小足柄」「地蔵堂」の地名あり