袖判を加えた直状

第二式 袖差出所直状

以上挙ぐるところの直状は、日下に差出所を具えたものであった。然るに日下にあらずして、袖に差出所を表す、即ち袖判を加えた直状がある。既に述べた奉書の部類の中にもかかるものがあったが、それと同様なものをこの直状にも見るのである。とのことです。