なお、この朱印を捺した例は他にもある。元和元年家康が、大蔵一覧集を刊行し、之を幕府と関係の深い寺院に納めたた、関東十八檀林の一寺武蔵鴻巣の勝願寺に今に伝わるものに、各冊その第一紙に、この朱印が捺してある。異国渡海の朱印状には、専らこの印を捺したのではあるが、それに限ったものでは無く、普通の文書以外文籍にも捺して、その用いる範囲は比較的広かったと見るべきである。とのことです。
なお、この朱印を捺した例は他にもある。元和元年家康が、大蔵一覧集を刊行し、之を幕府と関係の深い寺院に納めたた、関東十八檀林の一寺武蔵鴻巣の勝願寺に今に伝わるものに、各冊その第一紙に、この朱印が捺してある。異国渡海の朱印状には、専らこの印を捺したのではあるが、それに限ったものでは無く、普通の文書以外文籍にも捺して、その用いる範囲は比較的広かったと見るべきである。とのことです。