天皇我大命良末等 とある、この「らまと」が分からなかったので、検索したのですが、なかなかわかりませんでした。
こんなときの佐藤進一『古文書学入門』。索引が古文書学小辞典としても使えるんだよと石井進氏がどこかに書いていたので、引いてみたのですが、ここにはありませんでした。本文の「詔書」をみていくと...あった!ありました!
p.58です。
良麻止(ラマト)、良麻止は臣をヤツコラマ、御裔僕 をミナスヱヤツコラマというように、ある言葉につけていう辞で、特別に意味はない。
とのことでした。すっきりしました!
※その後、「らま」で引くと出てきました。